NO,23 夢ん中
1年前の、7月21日〜の日々
7月21日 夢ん中
お昼ねの時だった。
しっぽパタパタ、ビュンビュン回している
そのうち、手足もピョコピョコ動きだす。
じぃ〜っと観察してると、お鼻ピクピク、お口ムチュムチュ
「はは〜ん、bj!夢見てるんやなぁ??」
まぁー、なんと可愛いこと。。。
夢ん中で、いったいどんな美味しいものを貰って喜んでいるのかな?
「しかし、食いしん坊は、見る夢まで、これなんや」
「世の中には、美味しい物がいっぱいあるんやなぁー」
この日の夜
東京の息子から、久々のtel
8月に入ったら早い夏休みで帰るとの事、
11年前、この1人息子の妹として、bjは誕生した。
仲の良い、兄と妹だった。
そのうち、立場は逆転し、姉と弟になってしまったが・・・
それでも、私とbjとの関係にはない、何か違うものが2人にはあった。
いったいそれは何なんだ?と考えると、やっぱり「兄妹」なのだ。 
耳に受話器を当ててあげると、不思議そうにした後
兄ちゃんだとわかり、しっぽフリフリで喜んだ。
「もちもーち!bj もっすぐ帰るからねぇ〜 元気で居ときや〜」
「キャッホー、兄ちゃんだぁー」
よかったね、bj!又、あの訳の分からない激しい遊びしてもらえるねぇ 
7月21日 パパに無理やり捕まれ、身動き出来ない可愛そうなbj
7月22日 パパ大好き
このパパとの関係も
父と娘、いや恋人?・・・やっぱり娘
ママの姿が見えない時は、べったりだった。
朝と、夜のお散歩は、必ずパパ、
ほんのわずかな時間なんだけど、bjは楽しみにしていた。
朝は、ママの「パパ起こして来て」のお願いで、
ベッドに飛び乗り、眠ってるパパをガシガシして起こし
お散歩の催促をした。
夜は、お仕事から帰ってくるパパの車の音を聞き分けた。
「だって、ガンガン音楽かけて帰って来るんやもん直ぐ分かるわ」
7月22日 パパとdeepチューーーをするbj
7月23日 でかい!おみやげ
今日は日曜日、
朝ごはん食べて、いつもよりゆ〜っくりとパパとbjお散歩へ・・・
帰ってきたこの2人の、びっくりした顔!
「ママ、お土産! ほれっ見てみぃ〜・・・」
パパが見せてくれたのは、bjのうんち!
「な、な、なんちゅう、でかいうんちやねん!」
お家の前の道端で、3人仲良くうんちの観察
「しかし、あの時は、自分でもびっくりしたわぁ」
この時、この先うんちも出なくなってしまうbjを
想像することはできなかった。

7月23日 お気に入りのタオルで遊んでぇーと、おねだりするbj
毎日、再発への恐怖にビクビクしながらも、
辛い、パパとママの顔を笑顔に変えてくれるbjだった。
この子の笑顔があるから、パパもママも「よーし!」って奮い立てた。
こんなに、ちっちゃいのに、大きな力を持っていた
今のパパとママは、あなたが居なくなって、凹んでいますが、
もう、透明でしか帰って来れない、あなたの気配だけは、
パパもママも感じています。
そこで、笑って見ててくれる事も・・・
NO,24 何者や!!
1年前の、7月24日〜の日々
7月24日 ベッドで1人
ベッドに飛び乗り、
そこから見える窓の外をぼんやり眺めていたり・・・
何やらゴソゴソお菓子を隠していたり・・・
お布団をグジャグジャにして1人遊びをしていたり・・・
「あれっ?bjが居ない」と思うと、ココのベッドに来ていた。
そ〜っと、ママが見ていることに気づくと、
バツ悪そうに、しっぽを垂らし、ゆる〜く振った。
「bj!あの時は、恥ずかしかったんか?」
「ママと一緒で、妄想の世界に入り込んでたでちゅ・・・

7月24日 ベッドで自分でタオルを掛けて寝ようとしていたbj
7月25日 納豆ごはん
雨ばかり続いていた時は少し、過ごしやすかったが、
今日は、ムシムシと暑い!bjにとって厳しく可哀想な夏日だ。
クーラーかけて体力が落ちないようにしてあげないと・・・
冷蔵庫に頭突っ込んで、お昼に食べる物を探していたら、
奥の方から、ギョエー!賞味期限の切れた納豆3パックが・・・
匂いを嗅いでみると、元々こんな匂い!
「まだ、いける!」と、食べていると、bjの熱い視線
「食べる?」って差し出すと、
「こんな美味しいものはない」かのように、凄まじい食べっぷり
2人で3パック完食!
「美味しかったなぁー、ママ」
「なー」
7月26日 何者や!
この日も、リビングの床で寝ていた早朝4時すぎ、
「キュルリリリィ〜」「クピィ〜」「キュ〜」「・・・」
ねこの赤ちゃんのような、鳴き声?
ねずみの鳴き声?
ママと、bjは飛び起きた。
耳を澄ますと、まだ聞こえてる!
bjは、ビビっていた。
も少し聴いていると、「なんや!bjのお腹が鳴ってるんやん」
「bj、お腹がすいたんか?」
お腹をさすってやるが、益々、鳴る。
こんなに鳴るお腹は、今まで聞いたことがない。
「絶対、お腹に何かおるで」
「いやや〜〜〜! 何かおったら いやや〜〜〜!」
いつもより、早かったが、少しだけごはんをあげてみた。
「bj ごはん食べ」
「いら〜ん」
bjは、お腹の中の何者かにビビりまくっていた。
大好きなごはんも食べようとしない、お皿の所までも来ようとしない
暫らく抱きしめてあげて、お腹の中の何者かが居なくなるのを待った。
するとbj、慌ててトイレに駆け込む、
「ウーン!・・・」
スッキリした足取りで、駆け戻って来て、直ぐに、ごはんを食べた。
「あっ、それで!」
どうやら、トイレで何者かとバイバイしたようだ。
(別に、ゆるくもなく普通の
だった)
考えてみると・・・
昨日食べた納豆ごはんのせいだったかも・・・かも・・・かも???
飼い主に似るって、よく言われるけど・・・
本当にそうだと思う
こんな怖がりのママと11年生活したから、
虫も怖い、人見知り、
妄想好き、自転車好き、ぐ〜たら・・・・・・・・
気の、よわ〜い子になってしまった。
「これは、ママに責任があるな!ごめん」
「ほんま、ママにそっくりやん!」
NO,25それでも トリミングか?
1年前の、7月27日〜の日々
7月27日 それでもトリミングか?
毎年、暑くなってくると
お腹周りのお毛毛だけを 「トリミング」←ビーグルにも?
こんなに短毛なのに何で切るのかといいますと・・・
やってみたいからです。
いえいえ、bjは短毛のビーグルでも
ちょっとだけ、長かったような気がします。(?)
知ってるビーグルちゃんなんかは、bj程、お毛毛ありませんでした!
少しでも、涼しくしてあげたいと思う親心で・・・
今日もその日がやって来ました。
上を向かせれば、上向いたまま!
横を向かせれば、横向いたまま!
下を向かせれば、下向いたまま!
毎度のことながら、じぃ〜〜〜〜っとして、固まっているbj
お腹だけと決めているのに、どんどんエスカレートしていくママ!
この 「切りたい」 衝動を抑えるのがもう大変であった。
「アー、お腹切られるかと思って、ヒヤヒヤしたでぇー」
7月28日 もうねるからねぇ
「ママ待ってられへんわ、先に寝るでぇ」
「はい!もうすぐ寝ます」
いつも、いつも、ママが寝るまで、付き合ってくれてたbjだったね
眠いのに 眠りが浅くって・・・
ママが動く度に片目をあけて見ていてくれたねぇ
どーも、ありがと・・・
7月29日 パパ帰ってきた!
眠っていても、パパの帰りを敏感に感じ取れた
むくっと起きたかと思うと、階段の上から、下を覗き込む
「パパが帰って来たな?」
そう思っているうち、ブーン、ブーンと車の音が聞こえる
「なんでそんな早くから分かるんやろか?」
「なんでやろ?」
この後は、ひたすらドアが開くまで待つ
「開けてくれるの、まだまだやでぇー」
「ええねん、ここで待っとく」
いじらしいなぁ〜もう!
7月30日 よんだぁ〜?
「よんでない!」
7月31日 ひえひえ
「ママも、ここおいでぇ〜冷たいよー」
時々、こうしてクーラーから離れて
わざと暑いところへ移動していたね。
自分で調節してたんだねぇー かちこい!
廊下にお目目が写ってるよ
7月もあっという間に終わってしまった。
bjの血液・・・まだらしい・・・
bjは、お陰様でとっても元気(そう)
食欲もあり、お口の中も今日のチェックでは大丈夫だった。
よし!これからも、絶対ずーーーーっと、大丈夫なんだ!
もう治ったに決まってる。。。
つかの間の喜びだった・・・
NO,26 息子帰る
1年前の、8月1日〜の日々
8月1日 散歩に目覚める?
小さい頃から、お散歩が好きじゃなかったbj
というか、リードを着けられて歩くのが嫌いだったんだよねぇ
だから誰も居ない大きな運動公園では、リードを外してあげた。
すると、メチャクチャ喜んで遊んだ。
リードを持っただけで喜ぶワンちゃんや、
自分でリードを持ってくる、かちこいワンちゃんを
羨ましく、テレビで見たことがあるが、
bjは違う!
リードを見ただけでヘナヘナ腰が砕けて伏せてしまう。
やっとの思いで外に出ても、トボトボとイヤイヤ歩いた。
「bjお散歩たのしいねぇ。。。」ってテンション高く声を掛けても、
bjのテンションは下がりっぱなし・・・
でも、そんなだったbjが、このごろ
パパに毎朝晩、連れて行って貰える
家の周りだけのお散歩に目覚めはじめた。
パパもbjがとっても喜んでくれるので
調子に乗って何回も夜のお外へ出た。
今夜は、もうこれで6回目だ!
バァ様犬になってから、お散歩の喜びを感じたbjだった・・・のか?
「パパがリード外してくれたもん!」
でも・・・
後で考えると、この時こうしてリードをはずしてでも
お散歩に連れて行ってあげて良かったなぁと思える。
bjの毎日の楽しみになっていたし
パパとbjの、私の知らない2人の時間だった。
早朝や、深夜は、それが出来た。
8月2日 暑いなぁ〜もう! 痛いなぁ〜もう!
ジィージィー、ジィージィーとセミの声
その声に合わせて、どうも右上奥歯が痛い
痛い痛いと思うと、よけいに痛い
痛くないと思っても、やっぱり痛い
これはもうガマンできん!
ばぁーちゃんにbjを見ててもらい、その間に歯科に行く
ギーギーガーガーいつ聞いてもイヤな音
おまけに口角を火傷させられ
あまりにもの熱さに飛び上がった
「すいませ〜ん」の気の抜けたあやまりに「ムカッ」っときたが、
なんせ気が弱い!「いいよ、いいよ〜」なんて笑顔で言ってしまった。
家に帰って鏡をみたら、
「あぁ〜〜〜!どうしてくれるよ、このミミズバレ」
歯が痛いのは治ったけど、今度は火傷が痛いやーーーん
8月3日 発病から2ヵ月
6月3日の発病から2ヵ月経ってしまった・・・
今の所、元気で居てくれる。
いつもの事ながら、本当に死ぬような病気なのか?と
先生の言葉を疑ってしまう。
お口の中もアレ以来、お陰様でなんともない
6月26日の免疫療法開始の血液採取から
もう1ヵ月以上も経ってしまった。
後どのくらい待てばいいのだろうか・・・?
メラノーマ発症から、何一つ治療をしていない事になる、
元気で居てくれるbjが救いだった。
8月4日 息子帰る
予定より新幹線が1時間以上おくれ、夜遅くに例の息子が帰ってきた。
緊張の連続であろう仕事を終え
実家に帰ってくる息子の顔は小学生のガキの頃に戻ってしまう。
帰ってくるなり、バッグを放り投げ、
bjと訳の分からない遊びが始まる。
新聞広告をビリビリに破いたり、
丸めてbjに次から次へとポイポイ投げる
欲張りのbjは、興奮して投げて貰ったものは
すべて自分のモノと思い、全部を咥えようとする。
が、もう口では咥えられない量になってくると
それを盗られまいと目をキョロキョロさせて見張っている。
でかい犬になりすましたバカ息子は、ノッシノッシと偉そうに、
bjが見張っているオモチャや、丸めた広告を片っ端から奪っていく
bjはイライラして「ムキィー」ってなるが
1つ、その中のどれかを放り投げてもらうと
そんな幼稚な遊びが暫らく繰り返し続き
最後の最後bjが鼻をピクピクさせて怒り威嚇し
息子を無視するようになると、やっとその遊びが終わるのである。
「なんじゃ? この2人!」と 思うが
度を越えた、「じゃれ合い」を 2人共楽しんでいた。
ケンカしてるのかなぁー?と思う程
ガーガーじゃれ合っている犬を見かけるが、
あれとよく似た感じだ。
やっぱり「兄妹」だった。
息子が家に居た頃は、日常茶飯事な事であったが、
家を出てからは、たまにしか遊んで貰えない、
久しぶりのこの変わった遊びをbjは忘れていなかったねぇ
「忘れるもんか、兄ちゃんのあの激しい遊びを・・・」
目を閉じると11年間のbjとの生活が
走馬灯とはよく言ったもので、本当にその通り
走馬灯のようにグルグル想い浮かんで来る・・・
10年なんて、まだまだ先の事と思っていたあの日。。。
12年経ってしまった今、可愛いbjは、もう私を置いて逝っちゃった。
寂しいよbj。。。
逢いたいよbj。。。
あの日に戻りたいよbj。。。
NO,28 血尿
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そうでちゅ、bjの頭でちゅ! 爪楊枝ささないでね
今日から、「ブログデビュ〜」ちまちゅぅ。。。
ごあいさつ
あっ!なんか?落ちてる?
ジャ〜キ〜落ちてるのん?
羽をつけたけど、今は元気だよ
いつも、ママんとこに居るよ
これから、ママのブログに、チョコチョコ登場ちまちゅう。。。
ママとbjを
どうぞよろちく、お願いちまちゅ!
(イラストの羽をつけたbjを、羊毛で作ってみましたです。) (ヘ。ヘ)
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**************
1年前の、8月10日〜の日々
8月10日 誓い
bjとお昼ねをした。
今のこの現実を、全部夢にしてしまいたかった。
夢から覚めて、何もなかった事にしたかった。
でも、目が覚めてbjのお口の中を覗くと、
メラノーマは、昨日より大きくギラギラこっちを向いている。
そんなひどいママに気づかず、1人遊びをしているbj
「ごめん!bj」 駆け戻って、おもいっきり抱きしめた。
この子がこれから、どんな道を歩いていかなければならないのか・・・
この小さなbjが、弱虫なbjが
背負っていかなければならないものって・・・
ママが怖がっていてどーするんや!
bjが抱え切れない荷物をママが持ってあげる
一緒にママと歩いて行こうね
もう、心配しなくていいよ。。。
ママが、ある事で凹んで、とっても辛かった11年前、
bjがママの娘になってくれたんやったねぇ。。。
bjは、どんな時も変わらずママをずーっと、ずーっと愛してくれたよね
ママの支えに、どれだけなってくれたことか・・・
あれから11年、ママもbjも、歳をとり
bjは病気になっちゃった
今度は、ママがお傍で支えてあげるからね
いつもいつも一緒やで
どこへも、行かへん!
「ママぁー」

8月10日 お散歩から帰って足をふきふきして貰うのを待つbj


8月10日 カニカマを兄ちゃんに盗られない様に隠そうとしているbj
8月11日 掻いたらアカン!
暑さでハァハァする時
メラノーマがお口から少し顔を出すようになってきた。
そこが気になるのか、手でこすったり足で掻いたりする
その度にママはメラノーマに当たらないかハラハラしたんやで
「お口の中が、気になって、気になって・・・」
この日は、兄ちゃんがくれたカニカマを喜んで食べたねぇ
「うん、カニカマ大ちゅき」
8月12日 血尿
bjがまだ若くて元気だった頃でも
ふと、この子が死んだらどうしようって・・・
想像しては泣いたことが何度もあった。
「死ぬ時は、ママと一緒やでぇ〜」って冗談交じりでも
bjに言い聞かせてきた・・・
なのに・・・
そのメラノーマをママに全部ちょうだい
ママが、代わってあげるから。
ママの強い血を入れて闘えるものなら、血でも何でもあげるから。
こんな想いを綴った日記を、書いているママの足の輪の中へ
いつの間にか入って眠ってしまっていたbj・・・
この後の、PM10時すぎ
bjのオシッコに、血が混じっていた。
白いオシッコシートが、深いオレンジ色になっている。
それからは、何回もトイレまで行くが、
したいのに出ず、トイレの周りをウロウロする。
自分でもどうしていいの判らずママに助けの抱っこを求めてくる。
「ウゥ、ウゥ」と苦しそうな声を出して
抱っこしていたママの手からスルスルと滑り落ち、床に横たわった。
さっきまで元気だったのに・・・
1時間程、お腹を撫でてやると
ちょっとましになったのか、そのまま眠ってしまった。
「オシッコしとうて、しとうて・・・でも、出ぇへんねん」
「苦ちかったなぁ〜bj」
8月13日 兄ちゃん東京へ
昨夜の事があるため
病院へ連れて行こうとパパも用意をしていてくれたが、
今朝は、いつものように元気で
オシッコもうんちも何ら普段と変わらなく、はしゃいでいる。
今日は、様子を見る事にした。
ただ、お口の中のメラノーマは
5日目にして、もう倍以上の大きさまで増殖していた。
帰省していた息子がとうとう東京へ戻る日となる。
最後に大きなカニカマを貰って大喜びのbjだった。 
8月13日 兄ちゃんの手元のカニカマを見つめるbj
いっぱい抱っこして貰い、いっぱいナデナデして貰い、お写真も撮った、
「又、お正月帰って来るからねbj! 元気に居とかなアカンでぇ〜」
「うん!兄ちゃん」
兄ちゃんが見えなくなるまで見送ったbj
そして・・・
これが、兄ちゃんとbjの最後のバイバイになった・・・
8月13日 ビスケットをおねだりするbj
夜おそく、
昨夜と同じく血尿になっていた。
お口の中からも、出血し始めてきていた。
8月14日 タクシー
朝も、やっぱり血尿
が、お散歩も行くし、食欲もある。
今日は、パパどうしてもお仕事の都合で
時間がつくれず病院に連れて行けない。
F病院へ電話するとオシッコをスポイトで採って来て欲しいとの事
そんな直ぐに採れないと答えると
じゃー、連れてきて!とおっしゃった。
自転車では到底行けない距離なので
タクシー会社に電話をしてみた。
「犬も乗せていただけますか?」
taxi
「大きさは?」
「ビーグルで中くらいです。」
taxi
「何か入れ物に入れて下さればokですよ」
「はい!それじゃ、宜しくお願いします。」
タクシーを予約した。
時間通り、タクシーはやって来た
「あ、あのう・・・
こんなに、バッグからはみ出していてもいいですかねぇ???」
taxi
「いいですよ、どうぞ、どうぞ」
とっても感じのよい運転手さんで助かった。
bjがまだ小さかった頃に入れていたバッグ
今じゃ、はみ出してしまって・・・
バッグに入れてる意味があるのか?と言う程だ。
それでもbjはイヤとも言わず
狭いバッグの中で大人しくママの顔をみていたねぇ
「窮屈で身動きできなかったよ」
「かちこいなぁ〜」
40分程の道のりを、ガマンしてじっとしていてくれた。
病院での診断は、おそらく膀胱炎であろうとの事
癌の転移も考えられるが
薬を飲んでみて様子を診ましょうと言う事になった。
bjの背中、首より抗生物質、消炎剤の注射をされた。
帰りは、病院からタクシーを手配して下さった。
パパから心配で電話があった
お仕事中なのにありがとね
夕ごはんに病院から頂いたお薬をまぜまぜして、あげる
ガツガツbjらしく食べてくれた。
オシッコも濃い色をしているが血ではなくなってきているようだ
パパとの夜のお散歩も元気に行く
きっと痛みがなくなったんだろう。。。よかったな
お口の中に指を入れてみると
もう指が入りにくい大きさになっていた。
それ以上、お願いだから大きくならないで下さい。
じぃーっとしてて下さい。
メラノーマさん!bjは、とってもおりこうさんです。
どうか、これ以上何もしないで下さい。
「bちゃん、おりこうちゃんにしてまちゅ」
1年後・・・・・・
NO,29 藁をもすがるおもい
8月15日 揺らぐ心
血尿は見た目では、判らなくなってきた。良かったぁー
でもメラノーマは日に日に完璧に大きくなってきていた。
歯があった場所にも盛り上がってきている。
食べる時、食べにくそうなbj
メラノーマを初めて発見した時は
ほんの米粒程の大きさだったのに・・・
それでも多目に切除したにも関わらず、2ヵ月で再発
いくら放射線や抗がん剤がbjには無理だと先生が言っても
無理してでもやってみれば良かったんだろうか・・・?
効果があったかも知れないし、よけいに悪くしたかもしれない。
心がグラグラ揺らいだ
唯一、望みを託している免疫細胞療法も失敗
2回目もどうなるのか・・・
こんな事をしている間にメラノーマはbjを蝕んでいく。
ヤツは待ってはくれない。
早く、早く、早く、何かしてあげたい。。。
8月16日 くすり
朝ごはんに、てんかんの薬
おやつに、オシッコの薬
お昼、夕ごはんにサプリなどなど・・・
何を入れられても、ママを信じてパクパク食べてくれる。
ごめんね、bj
図書館で、
坂本徹也さんの「二歩先をゆく獣医さん」を借りてくる 
*1年後の今日、最高気温が40,9度もの所があったそうな・・・
暑すぎる(熱すぎる)でぇー。。。

8月17日 わらをもすがる想い
『怒りや、悲しみで、冷え冷えになったママの心に
いつも温かいものを注いでくれたねbj
bjが居たからママも歩いてこれたんやで
ありがとねbj
でも、まだママを置いて逝かないで・・・
ママを1人にしないで・・・
お傍に居てほしいよbj・・・』
bjが寝転んでいた床が血に染まっていた。
何か効き目のあるモノはないかとネットで調べる。
たどり着くのは、漢方薬などなど
これで腫瘍が治った、小さくなった・・・と体験者の言葉
効きそうなモノもあるし
メチャクチャ疑わしいのもある
「人の弱みにつけこみやがってぇー!」と思いながらも
その怪しいモノにも助けを求める。
もしかして、bjには・・・効き目ある?
片っ端から使いたくなる。
購入のボタンを押しそうになるが、
bjにはアレルギー、てんかんがある為、思い止まる
先生に相談してみると
「何を使っても飼い主さんの自由ですが、bjちゃんにはどうかな・・・・
自己満足と言うところかな?」と
先生からは、やっぱり快い返事をもらえなかった
わらをもすがる想い。。。
このまま悪くなっていくbjを、ただ見ているしかないのか・・・?
自己満足でもいいんだ!何かせずにはおれなかった。
誰か、良い薬を作ってくれぇーーー。
「作ってくでぇ〜〜〜」
8月18日 培養成功の電話
食べても、食べてもまだ欲しがるbj、いつもよりも凄い食欲
bjにあげている栄養分をメラノーマが奪い取ってるに決まってる。
「メラ!bjの栄養をとるなぁ===!」
夜8時頃F病院から電話
「大学病院からの連絡で今回は、培養上手くいきましたので」との事
23日(水)にbjに戻す予定をしてくださった。
やっと、やっと、やっと待ちに待った治療を始められる・・・
パパもママも嬉しいよ
「bちゃんも・・・」
メラノーマと闘う武器が1つ持てた事が、嬉しかった。
bjの澄んだ綺麗な心を持った血液が
いっぱいの兵隊さんを連れて来てくれたねぇー
そして、bjの体に戻って悪いメラノーマをやっつけてくれるよ
「やっつけてくれる?」
「うん、やっつけてくれるで」
「エイエイ、オォー」
「兵隊さん、こっち、こっちー」
8月19日 恐ろしい
メラノーマは、側にあったbjの歯までも、もう飲み込もうとしていた・・・
恐ろしい・・・
コイツの成長を止めたい。
NO,30 2度目の手術
1年前の、8月20日〜の日々
8月20日 もー、わからへん!
いつも通り、朝のお散歩は元気に行ったbj
でも、パパのお見送りのバイバイには来なかった、
しんどいの?bj
「うん、ちょっと夏ばて」
bjの栄養を横取りして猛烈な勢いで成長しているメラ・・・
ママは無力だった。
ネットで調べれば調べるほど、何がいったい良いのか?
判らなくなるアホなママ
パソコンの手を止めた。
振り返ると、bjがスヤスヤ寝ている。
「BJーーー!」
bjに思わず覆いかぶさり、涙が溢れた。
bjは、「なに?なに?なに?」って、キョトンとしている。
8月21日 足の裏
足の裏のお毛毛と爪が伸びていたので、チョキチョキしてあげる。
痛くないくせして、急に足を引っ込める
「そんなんしたら、足を切ってしまうやん」
「だって前に切り過ぎて、血でたことあったもん!
ママ信用できひんわ」 
8月22日 カミナリ
やっぱり今朝もパパのお見送りのバイバイに来ない。
寝てばかりのbj
午後2時すぎ、観測史上最高の、1時間に110ミリの雨量と
今までに体験した事のない、物凄いカミナリがあった。
バーリバリ、ドカーン、ビカビカァー、ガシャーン、
ドスン、ボカァーン、ドドドドドォー
もうこの家に、絶対落ちると思った
もし、落ちたらbjもママも同時に逝けるかな?とか・・・考えたりもした。
滝のような雨で、根こそぎ流されそうな・・・
怖かった。
私の人生の中でも、こんなひどいカミナリは、はじめての経験だ
今まで、どんなにカミナリが鳴っていようが
ヘソ天でグ〜スカ寝ていたbjも、
今回は震えに震えた。
こんなに、震え上がったbjを見たのも初めてだった。
心臓が止まっちゃうんじゃないかと感じる程、ドキドキしていた2人
体をしっかり抱きしめてやるが、カミナリが鳴る度に暴れる。
おまけに停電してしまい、クーラーも扇風機も使えない。
凄い雨で窓は開けられないし
「あれは、怖かったなぁー!おへそ盗られないか心配したよ」
「おヘソ、あるのん?」
「ない事もない・・・・・・・こうしていたら、カミナリなんか平気」
「キャディさんにも見えるで。。。」
「キャディさんは、こうでしょ?」
8月23日 急な手術
今日は、待ちに待った免疫療法1回目の点滴の日である。
ごはんは、食べてもいいとの事だったので、
夕方まで食べられないのは可哀想と思い
いつもの朝ごはんより多めにあげた。
オシッコ、ウンチを出しておくため、朝の散歩に行く
今日パパは、bjを病院に送った後
お仕事に行くので、ママは一緒に着いて行けない
「寂しいけどbjがんばるんやでぇ」
パパの助手席に座ってママを見てるこの可愛い子
絶対帰って来てね
「はぁ〜い、ママ」
その後
病院のパパから
bjの再発しているメラがあまりにも増殖しすぎて
免疫療法の点滴をしても、効き目がなく
まずは、膨れ上がっている部分だけでも手術しましょう、
そしてその腫瘍を大学病院にて
別の方法で攻撃する事を考えてみましょう
と先生が言ってるよと電話がある。
手術するにあたって、麻酔をしなければならず
朝食は、食べさせない方がよかったらしい
しかし手術するとは思ってなかったので
親心で今朝にかぎってたくさんあげてしまった。
そのため手術は時間を遅らせ、お泊りになるようだ。
bjの指定席のソファ、タオル、おもちゃ、お皿・・・
何を見ても、涙が溢れてきてそれが見えなくなる。
さっきまで、お散歩に行ってたのに・・・
ごはん食べてたのに・・・
てんかんのあるbjに麻酔をうって、このまま目が覚めなかったら・・・
先生・・・どうか失敗しないでね、
神様・・・どうかbjを守ってやってね。
長い長い1日だった。
電話が鳴るたびにドキッとした
夜、先生から「bjちゃん怖がっているから
迎えに来てやって下さい」と電話がある。
お泊りのつもりだったので、嬉しかった。bjと逢える、bjが生きている。
パパと一緒に車ビュンビュンとばして、病院へ
まずは、先生のお話があった。
「膨れていた部分だけは全部採りましたが、
もうすでに顎の骨や、抜歯後の穴にも転移がみられ
1週間以内に又、必ず再々発してきます。
あくまでも、免疫療法は補助的なものなので
直ぐの効果は得られないですが、
今回又、多く採血して腫瘍と共に大学病院へ送り2つの方法で培養し
bjちゃんの体に戻す事にして行きましょう、その時に電話しますから」
とおっしゃった。
ママは、骨の転移と聞いてもう頭、胸が痛くなり、
救いようのないとこまで来てしまったんだと
絶望感に襲われる気持ちを、何とか打ち消そうと必死だった。
先生のお話が終わり
若い先生がドアの向こうからbjを連れて来てくれた。
トボトボ下を向いて歩いて来たbjのお顔は、
ほっぺをグゥーっと引っ張られたように変形していた。
痛々しいbjを抱き上げる。
bjはママにしがみついて離れようとしなかった。
先生方にお礼を言い病院を出た。
夜のネオンに照らされて、サイドミラーに映るbjの可愛いお顔、
ママの腕をしっかりつかんでいる
「もう、病院イヤ」と、チョッピリ怒っているようにも見える
この子を抱っこしているんだぁ〜
涙が止まらなかった。
9時前に家に着く・・・
家の前で、おばあちゃんがじっと待っててくれた・・・
みんながbjの事、愛しているよ
お口から出る血をタオルで受けながら
朝までママと、くっ付いてねんねした。
bjが居る、bjに触れられる、bjの温もり、bjの寝息・・・
bjのすべてを感じている。幸せであった。
NO,31 再々発
1年前の、8月24日〜の日々
8月24日 n/d缶
麻酔の影響も出ることなく、無事に朝を迎えられた。
ごはんも食べるし、散歩も出来る。
しかし、お口を見せるのを怖がるようになり、
指だけで確認、指が入らないほど
大きくなっていたメラノーマは、なくなっていた。
糸で縫っているのか?、トゲトゲが指にあたる。
夜パパが仕事の帰り、病院に寄り、
昨日予約しておいた療法食(がん用)n/d缶を貰って来てくれた
床に置くなりご自慢の鼻で匂いを嗅いでいた。
恐るべき食いしん坊ビーグル

8月25日 n/d缶は、うまい!
n/d缶に、薬をまぜてbjにあげる
「こんな美味いものはない!」と言うほど
ガツガツ、ほんの15秒で完食
冷蔵庫を開けて、何か物色中のママに
タッ、タッ、タッ、タッ、と小走りで台所まで来て「もっと、くれ〜」の表情
こんなにn/d缶が好きならば、ネットで安く手に入らないかな?
オークションなどでも検索してみたが
−1000円程だけ安く手に入るようだが
送料を入れると大した事ないな・・・
近くのペットショップなどにも問い合わせたが、
特殊なモノなので注文してからとなり、安くはならないらしい。。。
そんじゃ、病院で買うしかないか!と諦めた。
まだ11缶あるから、そのうちなくなったら病院で買おうっと・・・

8月25日 この頃、階段は、パパに抱っこされて上りますのbj
8月26日 イメチェンだ
若い頃より、音楽にしても、お部屋にしても、「BLACK」 一筋
音楽は別として
部屋が暗いのは、歳とともに、陰気くさいなと思うようになり、
何年か前からチョッとづつ色の明るいモノを取り入れるようにしてきた。
それで、前々から気になっていた黒い籐のソファと飾りだな・・・
ソファは捨てる事に決めたが
籐の飾りだなは中身があるため捨てられない
しかも、次に買う
がない。 ε¥з〜〜ヽ( TーT)ノ□””スッカラカァァン♪
でも部屋を明るくしたかった。
黒のブラインドは、夜だけなので、まぁいい
「よーし!ペンキぬるどぉ〜〜〜〜!」
思い立つと直ぐにしたくなる性質の私・・・
家にあった白のペンキでペタペタ塗ってしまった。
「bjはその間、ママの様子をじぃ〜〜〜〜っと見ていてくれたねぇ」
「もうママを止められません!パパに怒られても知ら〜〜〜んで」
想像通り、お部屋は明るくなった。
「よかったねぇbj!」
「明るなったな〜ママ!」
8月27日 もう!嫌いn/d缶
朝9:30頃F病院から電話、bjの様子を聞いてくださった。
そして、9月6日に2回目の免疫療法の点滴をしましょうとの事
今度は、培養の方が順調なんだと嬉しかった。
お昼前、朝に食べた少量のn/d缶を全部嘔吐
大匙1くらいのn/d缶を又あげてみたが、食べようとしない
お腹空いているだろうと
茹でたマグロなどを少しあげると、それは喜んで食べる。
夕食として、今度はn/d缶の中に他のモノも混ぜ混ぜしてあげると
「こんなとこに、混ぜんでエエのに。。。」 と言う顔して、
鼻でグニュグニュ、嫌そうにより分けてn/d缶以外のモノを食べる。
「n/d缶は、もう入れんでええ!ちゅうねん」
「き、昨日までメチャクチャ喜んで食べてたやん!・・・」
bjが食べないなんて
「明日になったら、また食べるよな!bj」
「もう、食べへん」
「そんなぁ〜。。。いっぱい買わんで良かったぁー」
8月28日 おちる
「ゴトン」 と言う音で夜中目が覚めた。
なんと、bjがソファから落ちて
そのままの姿勢で気持ちよさそうに寝ていた。
抱き上げて又、ソファに寝かせてあげるが
本人まったく?気が付いていない。
「笑ったでぇー」
「あの時は、ふわふわ綿菓子の中に入ってる夢見ててん」
朝、n/d缶をあげてみるが、やはり食べなかった。
イヤなモノを食べさせられたら、
それこそストレスが溜まるだろうから、n/d缶は、もうやめよっと・・・
癌の犬用に作られているし、免疫力が高まるならと思ったが
bjがイヤなら仕方ない
食べてくれるモノがあれば、もうなんでもいい!と思った。
あんなに、ごはんの時、楽しそうに台所まで見に来ていたbjが
もう、来なくなった。
唯一、bjのウキウキごはんタイムなのに。。。
以前のように色々と組み合わせて、どろどろ状態であげてみた。
「bjごはんやでぇー」 との呼びかけにも
「どうせ、n/d缶やろ!」と思い込み、お皿までやって来ない
手に少しだけつけてbjの鼻先まで持っていくと
「これやん!」っていう感じで、飛びついてきてくれた。
もんすごーく、嬉しかった
「こんな料理ヘタッピなママの作るモノでも喜んで食べてくれたねぇー」
「11年間の慣れ!ちゅうもんやな。慣れは、恐ろしいでしゅ!」
「うん!パパも、そんな事、言ってたわ」(( ,,・з・,, ))ぶ~
好きなモノをいっぱい食べさせてあげたいと思う気持ちと
癌が好きなモノは出来るだけ避けたいと思う気持ちと
私の中で・・・この時は、まだ、闘っていた
8月29日 トラウマ
夜10時頃、又、大きなカミナリ
バリバリと物凄い音
あの8月22日の荒れ狂ったカミナリ以来
bjはトラウマになってしまった。
震えが止まらなくて、落ち着きがない
「今日はパパが居るから、大丈夫やでbj」
「アカン こわいぃーーー!」
1時間程、そんな状態が続いた。。。
8月30日 ヨーグルト
朝ごはん嘔吐
大好きだったヨーグルトも今日はじめて食べなかった。
bjが食べない(食べれない)事が始まってきたのが
このころからだった。。。
8月31日 再々発
今朝も、朝ごはん嘔吐
でも、お昼と夜は、美味しそうに食べてくれた。
お口の中のチェック
下右奥突き当たりに、又、膨らみを指に感じた。
「再々発。。。」
もう、ショックよりも 「また、来やがった・・・」と言う
構えの姿勢に入っていた。
「なんちゅうヤツや!!!!メラノーマめ」
bjは再々発なんかしない!
骨にまで転移してても、bjは再々発なんかしない!
bjは、絶対しないもん!
神様はbjにミラクルをくれるもん!
なのに・・・
今日bjのお口の中でメラノーマが復活しやがった!
切っても切っても。。。また復活しやがった!
切ったところが、まだ痛々しいのに・・・
bjの可愛いお口の中でお前はいったい・・・どこまで・・・
NO,33 2回目の免疫療法
1年前の、9月1日〜の日々
9月1日 雨でもお散歩
朝ごはん、あまり欲しがらなかった。
でもパパとのお散歩だけには行きたいらしく
あいにくの雨だったが、レインコートを着て出発
って、家の周りの、ほんのわずかなお散歩なんだけど
bjにとっては、気分転換の時間だったに違いない。。。
「うん!!このお散歩は好きやねん!」
9月2日 増殖し続けるメラノーマ
この日も、お口のチェック、
奥の内側にも増殖し始めている・・・
これがもっと大きくなって、bjの喉をふさいでしまったら・・・
お願いだから、これ以上大きくならないで下さい。
そのままでいて下さい。
「大きくならないでね」
9月3日 腰振りダンス
ぐったりしてて、元気ない表情でママをじぃ〜〜〜っと見ている・・・・
かと、思えば、
急にママの腕をつかんで、腰振りダンスを見せてくれる。
「どしたん?bjあんた女の子やろ」
穏やかな顔でねんねしてたり、
ガツガツごはん食べてたり、
お散歩に行ったり、
元気に腰振りダンスしたり、
こんな姿を見せてくれる時、bjが病気である事を一瞬でも忘れられた。
9月4日 のびのび
今朝4時頃、以前のように又
bjのお腹がキュルリリリィィィ〜〜〜、グジュ、グジュ鳴る。
前みたいに、ウンチかな?
6時頃まで、ナデナデしてあげる。
その後、朝ごはんをあげてみるが
グィ〜〜〜〜〜〜ンと伸びをするポーズを
「どうも、お腹の調子がわるいねん」
内臓にも癌が。。。?
でも、お昼や夕方のご飯は、元気よく食べてくれた。
9月5日 歯茎の腫れ
メラノーマは、日に日に大きくなってきていた。
歯茎全体が腫れてきている。
今度は、どこからメラノーマのヤツ、顔をだそうとしているのか・・・
くやしい・・・
9月6日 2回目の免疫療法
朝、ウィンナーを焼こうと思い、袋を破いていると
急に「バリィ」っと破けて、ウィンナーが飛び散った。
その下で、いつものようにボケェ〜と見ていたbjの頭の上に
棚から牡丹餅状態のように落っこちて
パクッっと飲み込んでしまった。
ドロドロのご飯しか食べられなかったbjなのに
昔のクセで、思わず飲み込んでしまったのだろう。。。
反射神経まだまだ鈍ってないぞ
「いきなりの出来事で、美味しかったんだか・・・思い出せない。。。」
この後、
2回目の免疫療法を受けに病院へ
F病院へ、
どうやら、右首リンパにも転移しているらしい・・・
右後ろ足の内股のリンパも腫れてきている。
「この病院に来るとイヤな事をされる。」「ママと離れる。」・・・と
bjの頭にインプットされているのだが
今日は、すんなりとお口の中を先生に診せた。
「bj又、夕方迎に来るからねぇ」
「う、うーん。。。」
帰りに「てんかん」のお薬を貰う為、
元のホームドクターの所へ寄る
いつも、2ヵ月分もらっていたので、今日も・・・と思っていると
先生が「1ヵ月分づつにしておく?」って聞いてきた。
「ははぁ〜ん!先生はもうbjが2ヵ月も
生きられないと思っているんやなぁ?」って、直ぐに思った。
「いえ、先生2ヵ月分下さい!!!」
2ヵ月分頂いて帰る。
そして、夕方再びbjを迎にF病院へ・・・
「今日、受けた治療で
メラノーマがどうなっていくのか。。。様子を見ましょう」 との事
ドアの向こうから、いつもと同じように、
「あ”−−−疲れたぁ〜」
辛かった。
可哀想だった。
胸が痛かった。
てんかんだけでも、体力が消耗していく病気なのに・・・
メラノーマまで・・・
なんでbjばっかりなの?神様
NO,34 再々々発
1年前の、9月7日〜の日々
9月7日 リンパのグリグリ
右首リンパのグリグリが大きくなってきている。
免疫療法、効き目ないのかなぁ?
イヤ、効く、効くに決まってる。
9月8日 ばぁさんの貫禄?
お散歩中、必ず出会う弱腰のコーギーちゃん
この子に対してだけは、強気のbjになる。(弱い者いじめ)
今までは、自分が弱腰タイプのビーグルだったのに・・・
ばぁさんの貫禄を、この子にだけには、見せ付けた。(意味ねぇ〜)
コーギーちゃんも、えらい迷惑だったろう。。。
ごめんね、コーギーちゃん
「えっへん」
免疫療法をすると、若返ると聞いた事があるが、
それでだろうか・・・?
「ちょっと、カッコよかったぁ〜ママ?」
「ぜんぜん」
「免疫療法のせいやでぇ」
でも家の中では心配になるくらい、ヘタっていて元気がないのである。 
9月8日 パパのナイショ話をイヤイヤ聴いてあげてるbj
9月9日 イヤな夢
夢を見た
元気がないbjを病院に連れていった。
病院は何故か、ガヤガヤと騒がしくて大勢の人が居る。
びっくりするような、ヒドイ音が、ガンガンしているのに
そんな中でbjはタオルに包まれて静かに眠っている
大勢の人たちは、みんな無関心で
それぞれがおしゃべりをしていて・・・
人ごみの中からやっと、先生を見つけ出し
「先生 bjが全然元気ないんです!」って訴えた
「あっ、それは、もうダメでしょうねぇ〜覚悟してください。」
と軽く言われ、ガァガァ声を出して泣いている私・・・
パパは眠っているbjを優しくトントンしてあげていた。・・・
泣いて、泣いて、泣いて・・・
息を吸うのか、吐くのかが分からなくなる。
苦しくて、苦しくて
「ハッ」っと、そこで目が覚めた。
ほんとうに涙がいっぱい流れ出てて、大急ぎでbjを見る。
bjは、やっぱり傍でスヤスヤ眠っていた。
夢でよかったぁ〜
でも、これが本当にこれから先
私らに起こる前触れの夢なのだろうか。。。
心臓がバクバク鳴るのが分かった。
暫らくbjの顔を見つめ、心臓の治まりを待った。
「ママ、そんな夢みたの?怖かったねぇ〜」
「うん、怖かったよbj」
お口からの出血は、今までにも少しづつあったが、
この日から、本格的に出てくるようになる。
9月10日 再々々発
bjが寝ていたソファを見ると
「ママァ〜!ソファ汚しちゃったよ」
「かまへん、かまへん、汚れたって」
お口を覗くと、
奥に出来ていたメラノーマの先に、白い潰瘍みたいなものがある。
そして、さらに別の場所に再々々発している。
歯の周りに、ボコボコと・・・
その歯をもうすぐメラノーマが飲み込もうとしていた。
9月11日 1人でお散歩
お口からの出血ヒドイ
なのに、朝のお散歩を早朝に、すでに済ませているにもかかわらず
パパがお仕事行く前、
「パパばいばい」そっちのけで自分1人でスッタカスッタカと
「コラ、コラ、1人で危ないやろ」
「だってぇー、楽ちぃもん!!」
自分勝手に縄張りだと思っていた、家の前のこの道路。。。
地面からわずか数十センチのbjの瞳に
いったい何が見えていたのだろうか・・・
パパやママの笑顔や泣き顔
巨大な車や家々・・・
ちっこい虫たち・・・
雲、太陽、月、星のイルミネーションで飾れれた大空・・・
bjの長い耳をいつも、なびかせた風
そしてその風に運ばれてきた匂い・・・
そのすべてを、ここで感じていたのだろうか?
そして今、ママは1人ぽっちで、
あなたをここで感じているんやで。。。
NO,36 再々再々発ってそんな。。。
1年前の、9月12日〜の日々
9月12日 久しぶりのベッド
朝ごはんも、昼ごはんも欲しがらなかった。
3時頃までずーっと眠っていて
やっと「ごはんはぁ〜」って顔して起きてきた
「ほんま、寝すぎたわぁー」
まぐろなどの混ぜ混ぜご飯をあげると、しっかり食べてくれた。
お口の中をみると、メラノーマ同士が手をつなぎ始めている。
夕方、F病院より
9月20日に3度目の免疫療法をしましょうと電話がある。
過ごしやすい気温だったので、久しぶりにベッドで寝かせてみる。
お布団には血が、あちらこちらと付いたが、
途中ソファに移動もせず、朝までぐっすり眠ってくれた。
9月13日 消毒薬
お口からは、常に血がでている。
同じ口腔内悪性黒色腫で免疫療法をされている方の情報より、
腫瘍が化膿しないように清潔にするため消毒として
これまでは、「うがい用のイ○ジン」を使っていらしたらしいのだが、
臭い、味が強烈な為わんちゃんがイヤがり
今回、ネットで「○○○○○シルバー」なる物を購入
試してみると、無味無臭でとっても使いやすいと。。。
温かい情報を下さった。ありがたかった。
早速ネットで調べてみた。
「イ○ジンはイヤや〜〜〜」
9月14日 再々再々発
昨日まで何ともなかった前下顎に
メラノーマが再々再々発していた。
もう何度目なのか・・・分からなくなるほど早い!
「Bちゃんも分からへん!」
昨日ネットで調べた「○○○○○シルバー」を
パパがドクターに使ってみて良いか電話で聞いてみてくれた。
先生もご存じなくて
ネットで調べてみるので又、折り返し電話しますとの事
暫らくしてパパの携帯に先生から電話がある。
「調べてみましたが、効果が有る、無しは別として
消毒として使う分ならbjちゃんにも問題ないでしょう。。。」と
さっそく電話予約してみることにした。
9月15日 届いた消毒サプリ
昨日予約していた「○○○○○シルバー」が
午前中もう届く
「早っ!」
包みを開けるなり、私の口で試す。「うん!確かに無味無臭である」
早速ポトポトと2〜3滴bjのお口のメラノーマにつけてみる。
ついでに体中のイボやホクロ
前脚の爪の間の痒い所にもつけてみた。
こんなもので、メラノーマに効くはずもないと薄々分かっていた。
ただ消毒のためと購入したが、
未知なるメラノーマひょっとして
これでヤツが死滅するかも。。。
「発見ってそんなもんやろ?」
なんてバカな小さな期待もした・・・
あの時ちょっと私は、本気だったかも知れない




































































































































