羽をつけたBJへ。。。。。。。 deep momの想い

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NO,1 はじめまして!

  ブログ始めてしまいました


去年の今頃、ゆっくり楽しいブログでも・・・と思っていた矢先


そのブログのほとんどに、出演予定だったはずの


愛おしい、愛おしいビーグル犬bjが・・・bj 1


口腔内悪性黒色腫(メラノーマ)を発症


パソコン苦手な私は、


「黒色腫」 「メラノーマ」 検索で


数多くの情報を入手する事で精一杯


アナログな私が、時間をかけてブログをやっている場合では


なくなったのでした。


 


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bjに羽がついてから


ペットロスたるものの中にど〜っぷりつかっています。


でもそれは、deepな、deepな、時間でもあります。


 bjとの楽しかった日々、病気で苦しかった日々


助けてやれなかったことの後悔、はがゆさ、怒り


 bjの最後のあの瞬間・・・など


 bjを想い、涙することで


静かに2人だけの時を過ごせているような・・・


透明になって羽をつけたbjは、


元気だった頃のようにいつもママに寄り添って居てくれる・・・


そう思うんです!見えるような気がするんです!・・・私には


儚い儚い小さな命ではありましたが


今もなお私の中で大きく、存在を主張しております。


  


癌発症以来、ノートに書き留めていた日記があるんですが、


アレから1年、羽をつけたbjと共に


あの日を回想してブログにしていこうと思いました。


将来・・・bjに逢えなかった孫に見て貰えたらなぁ〜なんて・・・


 

目標! 5カ月・・・( ゚д゚)ンマッ!!早っ! 続けれるかな?(続けろよ!)  


ヘタッピなこんなブログに


立ち止まって下さった心優しい皆様、ありがとうございます。


これからもどうぞ宜しくお願い 申し上げます。


 


  『メラノーマ検索・・・


特に体験された日々を綴ってこられた方々のブログは、


私にとって未知なる闘いの心構えとして


心強い教科書でありました。


大変お世話になりました。この場ではありますが、


心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。』


 


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NO,2 こんにちはbj

 1995.6月 のこと・・・


キュ〜ン 女の子


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 きっと・・


こ〜んな感じでこの世に誕生したんだろうなぁ〜 


なんかこわ〜い顔で、 宇宙犬みたいで、


でもめっちゃ軽くて、壊れそうで愛おしい・・・


ふわふわの、ほんとうのママに優しく守られていたんだろうなぁ 。。。


 「bj!あんたさぁ、こんなやったの?」


282「もっと、可愛かったさ」


 


 1995.8月 のこと・・・


めぐりあい

1 出会い



パパと一緒に夕食の買出しへ、ちょいドライブ兼ねて遠回り、


 車の窓から何気に汚っちゃないペットショップを見た。


パパとママは、吸い込まれるように車から降りて


その汚っちゃないショップに入りました。


ドアが開いた瞬間!!!!!


「bjあんたがそこに居たんだよ!」しかも(*°ρ°) ボー っとしてて


他にたくさん居るワンワンたちは、鳴いたり、動いたり・・・


その子たちは「仔犬らしい」しぐさでとっても可愛かった。  


でもパパもママもど〜ゆ〜訳か、あんたに惹かれてしまったよ


気になって、気になって離れる事が出来なくなってしもうたんよ。


「あんたママとこに来てくれる?」


「ママの子になってくれる?」


「ウン!行く、行く」って顔してたよなぁ。。。ど、どーよbj! 


  「あっ、はい!ちまちたぁー」


 

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NO,3 もー、カワイすぎぃ!

 1995.8月 〜


わたちのお家


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我が家のアイドル

2 あいどる


目の中に入れても痛くない!(まず入らない!)程、可愛い  


ペットショップで、アホづらだったこの子、(*°ρ°) ボー


「soulの神様J.B」の、お偉いお名前を逆にして 


「BJ」
と命名!!!!! ( ̄。 ̄)ホーーォ。


 282 「あたち女の子やけど・・・」


パパの大好きなNBAのマイケル・ジョーダンが小ちゃくなって 


ベビー・ジョーダン (bj)


他にも、bjアームストロングって言う選手も居たしねぇ・・・


 282「全部、男やん!」


 


bjが我が家に来る前も結構やかましい家族だったが、


bjが来てくれてからは、尚「キャッ、キャッ」と、


騒がしい家族になった。


bjは太陽だった。


でもbjはビーグルにしては、全然鳴かない大人しい子だったねぇ


オシッコシートでのトイレも、たった1回で覚えてくれて、


ママは、雑巾もってオシッコやウンチを拭き拭きすることって


bjが病気になるまでは、一度もなかったよ。


「キレイ好きだったねぇ」 


282「だってアホづらでも、お嬢ちゃまやし」 






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NO,4 あっという間の10年・・・

  bjが来てくれてからの10年間・・・


家族の中心


  bjが中心の日々だった。


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                    羊毛bj 


 


 歩かなぁー


 しかし・・・「歩くのきらい!」 にも、程があるでbj  U-ェ-;Uゞウーン


とにかく、「きらい」 らしかった。


目的地(公園)までは、自家用車 (自転車)に乗る決まりだった。


「このぉー! ぐ〜たらものがぁー!!」


「ママに似まちたぁ」


3 お散歩嫌い


 公園では、リードをはずし (ほんとはいけません)


「だいじょーぶかぁ?bj」と言うほど走った!暴れた。


かと、思うと、


ビーグル自慢の、地面に鼻を擦り付けながら臭いを嗅ぎまくった。


一体どんな臭い(匂い)が、してたんだか??? 

4 おさんぽ




  てんかん


5 てんかん



ある日突然、bjが倒れた。  


はじめて見たとき、本当にビックリしたよ、


bj 2さいの頃だったね。


体中硬直させて、涙をながして、震えていたよね。


ママは、どうしていいか分からず大声で 「bちゃん」 って叫んだ。


でも、5分程するとケロッっと元通りのbjに戻る。


なんだったのか???今のは・・・    


でも・・・それからの日々は、頻繁に同じ事が起こるようになりました。


その度に、「もうこれで死んじゃうの?」って思ったよ。  


診察の結果は、「てんかん」  


病院で「てんかん」のお薬を貰いました。


一生涯この薬を飲み続けなければならなくなりました。


毎日一包づつ、大好きなごはんにまぜまぜ!


「 bj知ってたぁ〜? 」


 282「食べれるもんなら何でも食べまちゅ・・・」


 


  良く食べ 良く食べ 良く食べ  


  良く寝て 良く寝て 良く寝て 


  良く遊ぶ


ぐぅ〜たらだったけど、てんかん以外は、かぜもひかず


元気で、ママっ子で、甘えん坊、


「そんなbjだったねぇ〜」


 282「かちこい?」


 


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bjとのあの楽しかった日々・・・


ママとbjのこころの中で、永遠に生き続けてる・・・


 

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NO,5 お口の中に・・・

  1年前の、6月3日のあの日・・・  


発病 


今から、○○年前の今日、パパとママは、結婚式をしました。


「ジューンブライド」ってやつかなぁ?かっこええ〜・・・どこが? 


   


そして・・・    今から、1年前の今日、


いつものようにbjの歯みがきをしていて、


お口の中にピンク色の小さい小さい出来物をみつけたんだよね。


 ママの磨きすぎで歯茎にキズでもつけたかな?って


それくらいにしか思ってなかった。


6 発病


bjだって1年後の今日はもう死んじゃっていないなんて・・・


そんな事、思ってなかったよねぇ  


 この時のママたちは、癌だとかメラノーマだとか・・・


全然わかってなかったよ。


ごめんねbj 


この日は、土曜日だった・・・


明日は、いつもの病院お休みだし、


あさっての月曜日に診て貰おうね。 


 ]「ええぇ!あたち、病院いやだなぁ」


 

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            羊毛ぬいぐるみbj   


 

1年前のこの日を境に


bjの身体に迫り来る恐ろしい何かが・・・


bjと共に未知なる闘いがはじまっていたんですね。


この時はまだそんな事分かってなかったけど・・・


 

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NO,6 メラノーマの疑いって・・・

  1年前の、6月5日のあの日・・・


いつもの病院


 重大な事だと思っていなかった私は、


てんかんのお薬を貰うついでに、いつもの病院へ


 bjは自転車の前カゴに


当たり前のようにちょこんと座って長い耳をなびかせ、


まるで大きいワンワンにでもなった気分で嬉しそうにしていた。


282「リンリンだいちゅき、楽楽」




いつもの、超庶民的なA病院


「先生、こんにちわー!てんかんのお薬頂にきましたぁ〜」


 「あぁbjちゃんか、調子どうよ?」


 「てんかんの方は、この頃発作も軽くなってきてますしー


ところで先生!お口の中にこんなもんが出来てるんですけど・・・」


「どれどれ?」


7 いつもの病院

 

「あーアカンこれっ!すぐ手術して検査しないと・・・」


 「うそっ?どーアカンのん?先生!」


 「扁平上皮癌、とか、メラノーマとかの疑いがある!!!


調べて診ないと分からないけど、何でもなければそれで良し」


 「今日?」


「うん!早い方がええなぁー。


でも、ぼく治療中に噛まれて、ほれ!この手みて、


今は、手術する事できないねん」


 「か、か、噛まれたぁ?犬にぃ?


でも、先生に手術して貰いたいなぁー!治るまで待つから・・・」


282ワンワンに噛まれたの?(>y<) ぶっ!?」



「そんなんでは、アカンのやってすぐ検査してもらわんと・・・


知り合いの病院紹介するから午後の診療時間にでも行っといでぇ」


 「あっ、ハイ・・・」  


その知り合いの病院に電話をかけてもらい、


午後夕方の診療にいけるように手配して貰った。


 


 帰り・・・


来た時とまったく同じように


bjは嬉そうに長い耳をなびかせて自転車に乗っている。


でも、ママは来る時とはまるで違う元気のないペダルのこぎかた・・・


赤信号とかもちゃんと守ったのか、今考えても思い出せない。


 「癌」って、あの怖い癌やろ?「メラノーマ」って、いったい何よ?


 ブツ、ブツ、ブツ、ブツ ・・・・・・・・・・・・・・・


 


初めての病院 


夕方・・・


パパにお仕事早く終わって帰って来てもらった。


今度は、紹介して貰ったF病院へ


「 bjは、パパの車に乗れてドライブ気分だったねぇ 」


282「パパのブーブー!遠い公園へおちゃんぽかな?うれちぃな〜」


 


自転車では、ちょっと無理な距離だった。


受付の可愛いおねえさんにニッコリ微笑んでもらったbj、


よかったねぇ
  


 

 「bjちゃーん」って  ドアが開いた。


中から優しそうな先生が出てきてくれてお出迎え。


いつもの先生から事情をすでに聞いていらしたようで、


直ぐにお口の中を診てくださった。


 bjはいつもの病院との違いを感じたのか、


ママにキューって、しがみ付いてきたね。


282「bちゃんはじめての病院こわいよー!」


「怖かったねBJ ママも怖かったよ」


 「検査をしてみないと分からないが、


おそらくメラノーマであろう」との事


 色々とメラノーマについて教えていただいた。


身体中震えて、ぐるぐる回って


真っ暗闇の奈落の底へ落ちていった・・・


先生が何をどのように説明して下さったのか、


もう聞き取れなかった。


ただただbjが死んじゃうってことだけがママを襲ってきたの・・・


 こんなおばちゃんになってから、人前で泣けるような面ではないが、


泣きました、声を押し殺して泣きました。


手術はあさっての7日に・・・


bjを抱っこして車の中へ


外はもう暗くて、bjの瞳がキラキラ光って


綺麗な目でママを見つめていてくれたよね・・・あの夜

 


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NO,7 にゅーいん(入院)

   1年前の、6月7日のあの日・・・


入院の日


 この小さな、小さなお口の中の出来物がメラノーマなのか?・・・


病理検査に出す為、手術で切り取ってもらう日の朝です。


 


手術の為、 bjはごはんが貰えない事に肩を落としていたねぇ 

8 がっくり

282「ごはんほしぃー!」


だ〜め ×


 AM8:30頃F病院へ入院  


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 点滴をした後、手術となる予定らしかった。


 


「てんかん」があるので麻酔が心配。


気の弱い子なので病院の環境に耐えられるのか?


オシッコ、ウンチも家のシートと、馴染みの公園でしか出来ない。


分離恐怖症なので・・・  ・・・  ・・・


すべてに関して心配だった・・・


282「bちゃんお家に帰れないのぉ〜?」


「そう、今日は、ママとねんねできないねぇ」


282「そ、そ、そんなぁ〜ごはんはぁ〜もらえる?」


「あんた・・・|;-_-|=3 フゥ」


 


 おとまり


9 検査入院


282「手術痛かったなぁ〜・・・ごはんもらえなかったし・・・


ママァ〜明日迎に来てね」


 


寂しくて、寂しくて・・・・


あの子がどうしてるだろうか?と思うと涙が出て出てしょうがない・・・


一晩離れ離れになるだけで、こんなにも寂しいのに


もし、bjが死んじゃったら私は・・・いったい・・・


bjが我が家に来てくれた時、


10年ほどすれば必ず別れがやってくると覚悟はしてたつもり・・・


そんな覚悟は吹っ飛んでしまった。


死なせたくないbjを・・・


 

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NO,8 たぁ〜いん(退院)

  1年前の、6月8日のあの日・・・


退院


 夜7時前、退院


たった、34、 5時間離れ離れになっていただけなのに・・・


もう何年ぶりかのような胸の高鳴り


 「bjおかえりー」 

10 退院

「逢いたかったぁ〜 寂しかったぁ〜」


282「ママー!  ごはん!」


「・・・・・・・・」(´△`)↓


 


 「念の為、大きく切除しておきましたから」


 「・・・」 (あんな小さな出来物(米粒程)だったのに?)


 「歯も何本か抜いておきました、こちらで処分しましょうか?」


 「いえいえ、bjの歯、全部下さい!持って帰ります・・・」


まだプラプラと、肉片の付いた血まみれの数十本の歯を、


透明の袋に入れて渡して下さった。


 私は、そのずっしりした袋を、握り締めた。


「痛かったろうに・・・」


 「病理検査の方は、一週間程かかります。


結果が分かり次第、お電話差し上げますので・・・」


 「はい、宜しくお願いします。」


お口からはまだ、血まじりのヨダレが出ていて、


フラフラとしんどそうだったねぇ


大きなタオルでbjをくるんで、車に乗る


「この病院へ、初めて来た時と同じやねぇ」


bjの目がキラキラ光ってた。


「あったかい・・・」


bjのぬくもりがタオルの外へ漏れ始めていた。


 「生きててくれてる!」思わずきつく抱いた


282「イテェー」





お家に着いたとたん


病院で溜まりに溜まったオシッコ・・・出るわ、出るわ


 bjお気に入りのソファに、ねんねさせて、


パパに様子を見てて貰い


 洗面所で、抜かれた歯を1本1本ブラシで丁寧に洗った。


 血生臭い臭いがした。


歯も、肉片も、血も、臭いも・・・すべてが愛おしかったよ。


 



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NO,9 赤ちゃんがえり

  1年前の、6月9日〜11日のあの日・・・


不安なbj


 ごはんは、ミキサーにかけて砕き、ドロドロにしたものを食べた。


以前の様に、めっちゃ食欲はあったねぇ


「うん」


でも・・・口先が、何かに軽く「ポンッ」って当たっただけで、


身体中プルプル震わせて痛がった。

12 口痛い

自分で、お口をかばっているのが分かった。


 直ぐママにしがみ付いて来た。


 ママには用事があって、お膝から下ろしても「イヤッー」して、


よりいっそうしがみ付いて来た。


 「怖いんだ、不安なんだ、ママだけが頼りなんだ」そう思うと、


愛おしくて、愛おしくて・・・


 bjが自分から離れるまで抱っこし続けてあげた。していたかった・・・


 「用事なんて、いつだってできるっさ!」


 282 「もう病院bちゃんイヤー」


「ママもイヤやでぇ」

13 いたい




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NO,10 もう!平気

 1年前の、6月12日〜14日のあの日・・・


取り戻せbjらしさ


少し、ママから離れられるようになる。


いつものbjらしく、足取り軽やか、


フローリングに当たる爪の音だけで、今何をしているか分かる! 


14 何してる


「もっすぐ絶対!!ごはんの入れ物もってくるでぇー」


 「・・・」 


15 お皿

「ほれっ!やっぱり〜」


 「んじゃーbj!今度は、ママに新聞持って来てぇー」


 「アイヨ」 

16 新聞

282「もってきたよー」


「うわぁ〜、おりこうちゃんやなぁー、かちこい、かちこい 」


 282「bちゃんって、エライ?」 


 「うん、エライ、エライ! 


んじゃー、今度はぁ〜・・・・


テーブル拭き拭きするから、ふきん持って来てぇ」


 282「ふ、ふ、ふきん???・・・」 

17 ふきん

 282「ハイ!これっ」


「んまぁー!おりこうちゃんやなぁ〜


これでテーブル拭き拭き、綺麗綺麗、ピッカピカ・・・・・・・って


これパパの靴下やろぉ〜〜〜〜! ρ(`D´#)もぉぉっ!」


 病気のこと・・・・・・忘れそうなくらい平穏だった。


 

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NO,11 結果報告

  1年前の、6月15日のあの日・・・


神様のばか


胸の隅っこに「メラノーマ」の事は、小さく見え隠れしていたものの、


大半は、「先生の診断ミス」だと思っていた。


 


今までと何ら変わらず、こ〜んなに元気!


ジェットコースターのように「ピュー」って


階段の上り下りをするbj


階段ゲートを閉め忘れていたママも悪いが、


何度か冷や汗ものだった 



18 かいだん


 282「だってママ、なかなか降りてこ〜へんもん!


きっと・・・おかち食べてるなぁー355って思ったもん」


「そんじゃーさ、もっと階段ゆ〜っくり、上り下りしたらええのにぃ」


282「ママあのね!勢いつけないとbちゃんは、上れないの」


「ゆっくり上がる方が、かえって、ずり落ちる!ちゅう事やな!」


282「もっと心配しろ!って」




良く食べ、良く寝、,おトイレもバッチリ


 「この子が、病気のはずがないやん!


あの先生ヤブ!ヤブやで!?」 そこまで、


病気のこと信じようと、していなかった。


先生からの電話を待つのも、そんなに怖くなかった。


あの先生きっと・・


「すいませーん!あれ間違いでしたぁ


ただの出来物やったです」って


言うような・・・そんな気がしていた。。。。  


 

「プルルル〜」


夕方電話が鳴った。


 「もしもし」


 「あー、F動物病院のFですが・・・bjちゃん、どないですかぁ」


「あっ先生、お世話になってます。bjお陰様で、元気元気」


「・・・あ、あのね、気をしっかり持って下さいよ!


やっぱりね、最悪の報告書が今届いています。」


「へっ?」


 「今から、病理検査報告書を読み上げますから・・・


病名は、無顆粒性メラノーマ高悪性・・・・・・そしてね・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


 「・・・」


病名の後、先生が何をどのように報告して下さっていたのか、


もう、私の頭が拒否していた。


熱い涙がポロポロほっぺを伝っていった。


 「これからの事、ご家族でよく話し合って下さい・・・


この報告書を明日、郵送いたしますので、1〜2日程で着くと思います


そしたらこれを持ってホームドクターの所へ行き相談して下さいね。」


 「あっ、はい、ありがとうございました・・・」 

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「メラノーマ」


「高悪性」


「死ぬ」


「bjが死ぬ」


「イヤヤァーーー」


 


それでも何かの間違いだと思う自分が居た。


なのに涙は、その現実を知っているかのように、止まらなかった。


 泣いているママをbjは心配してくれた。


腕で隠したママの顔を覗き込み、


少しの隙間から鼻をグイグイねじ込んできた。


爪を立ててガシガシとママの腕を無理やりどかせた。   


20 ママ泣いてんのん



282「ママなんで泣いてんのん?パパとケンカちたぁ?」


涙も、鼻水もbjが拭いてくれたね。


 


「この子を失いたくない」


「私にはbjが必要なんや」


「bjを愛している」


「なんで神様はbjを選んだんかぁ? なにも悪い事してないやんか」


「何か悪いものを食べさせたのかな?」


「私が悪いんや!私が悪いんやー!」  


21 宣告2 a



 あの時、いっぱい、いっぱい泣いたねぇ


ママ辛かった、これからどうなっていくのか・・・


 bjを死なせる事が怖かった。


 



あれから1年・・・


今、リアルに思い出しているよ。


そしてもうbjは居ないんだねぇ・・・やっぱり居ないんだねぇ・・・


282「ちゃんと、ここに居るよ!見えないだけぇ」


 




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NO,13 治してみせる

1年前の、6月16日からのあの日々・・・



6月16日 ママが治すもん


 絶対、何が何でも治してみせる!


この子を死なせるもんかぁ!


 bjは、死んだりしないんや!


死ぬはずがない!


何かよい方法はないのか?・・・


来る日も、来る日も、図書館や、パソコンで、


「メラノーマ」の字を探した。


」や「黒」の文字だけで、反応した。


 直ぐに、夕方になり、夜になり、朝になる。


 そんな事をしているママの後ろでbjは、


無理も言わず、無邪気に遊んでいた・・・


 「bjあの時は、構ってあげてなかったねぇ、ごめんね」


282「へっ!なにが?」


「気、気づいてないぞ・・・」 

22 検索




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                 6月16日 夕方パパの帰りを待つbj


 


6月17日 ママの診察


左手先を、この頃よりしきりと舐め始める。


もしかして、手先にもメラノーマが・・・?


 bjが、いつもと違う事をすると、気になってしかたがない。


体中触りまくって、しこり、ホクロ、イボのようなものを、


一つ一つチェックして、先生に直ぐ説明できるように、図に描いた。 


23 ほくろ探し


282「あー、気持ちよかったぁ・・・」


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 数十箇所みつかる、すべて大丈夫なものなのか? 

 


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         6月17日 ドッグカートの中でうそ寝のbj


 

 6月18日 おふろ


「ママと、お風呂に入ろっかぁ〜・・・」


 

ママと、お風呂に入ったねぇ〜あの時も・・・」


282「かゆ〜いとこ、ゴシゴシちてくれたねぇーママ!」

24 お風呂


bjが、死ぬはずがないと思いながら・・・


これが最後のお風呂になるのか・・・と、切なくなった。


涙が、湯気に混じってこぼれ落ちた。

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      6月18日 こんな凛々しい時もたまにはあるbj。


 


 6月19日  先生と相談


ホームドクターのとこへ、届いた「報告書」を持っていく。


相談の結果、


手術をして下さったF病院で、これから先は、バトンタッチとなる。


「てんかん」の薬は、今までと同じく、ホームドクターにお願いした。

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        6月19日 何一つ残さず最後まで食べ尽くします。


 


 6月20日 どこが病気? 


 病気だとは、思えない元気っぷり


病気の事、忘れそうになるこの瞬間にも


メラノーマはbjの体の中で蠢いているのか?


「メラ!お前は一体なにをしようとしているのか!?」

 


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        6月20日 お散歩のあと の、bj


 

6月21日 ありがたいパソコン 


ネットで、「メラノーマ」、「黒色腫」、「口腔内」、「犬」など・・・


20万件程ある中で、目の引くものすべてを


片っ端から見て回った。(この時は、病院関係、治療法など・・・)


どれを見ても、良い事は、なにもない、悔しい


何かbjに良い情報を見つけるぞぉー

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       6月21日 眠たいらしい bj


 「ママが、絶対に治してみせるから!」


282「うん!ママ」


 

「そんな事言ってたママだったけど・・・


治してあげられなかったねぇ・・・ごめんねbj」 


282「bちゃん、今は、もう治って元気だからね、ママ心配ちないでぇ」



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NO,14 happy birthday

 1年前の、6月22日〜のあの日・・・


6月22日 治療方針


 F病院へ、これからの治療方針を決めに行く。


この前の、手術跡は今の所きれいだとの事


私が図に描いたシコリ、イボ、ホクロの場所も、 


1つ1つ、チェックしてくださった。


これに関しては、メラノーマではないらしく、年のせいだとか


手先を舐めるのも夏場には良くあるらしく、心配なかった。


 

そして、メラノーマの治療法として・・・  


 外科手術  


顎を全部とる。


しかしbjの高悪性のメラノーマには、 とったとしても、生存は難しい。  


 抗がん剤治療  


副作用があり、薬害アレルギーのbjには、難しい。  


(過去に、薬によるアレルギーで、 顔が、腫れ上がった事がある)  


 放射線治療


治療の度に、麻酔を使う為、てんかんのあるbjには、難しい。


「・・・・・・・・」


 そんじゃー何もないやん!!!


 bjが侵されていくのを見てるしかないのかぁ?


 「他に何かないの?先生!」


「あとは・・・最新医療の為、まだ症例も少ないけど・・・」 


 免疫細胞療法  (活性化リンパ球療法)


bjの血液を採取し、その中にあるリンパ球を活性化させ 


再びそれをbjの体内に戻し、 癌を攻撃させるというもの 


自分の血液なので、副作用はなく優しい治療法である。


しかし、これは、あくまでも補助的治療なので


この治療法と、他の治療法を組み合わせる事が、ベストであるらしい。


出来る事なら、すべての治療をしてあげたかった・・・


でも、放射線、抗がん剤治療を望めないbjには、


もう免疫療法しかなかった。


 「先生!もし、先生のワンちゃんがbjみたいだったら


どの治療をしますか?」


 もう答えは分かっていたが、自分では決断できなかった。


 「私なら、免疫療法をしてやりますねぇ、やってみる価値はあります。


人間での症例としては、癌が小さくなった、


それ以上増殖しなかったということもありますし・・・」


「先生!bjの事どーか、宜しくお願いします。」


 


 パパもママも、ファ〜〜〜〜っと光が見えた。


もしかして、bjの血液が


bjの体の中に居るメラのヤツをやっつけてくれるかもしれない!


こんな理想的な治療法があるんだぁ〜!


絶対、「ミラクル」は起きる!


bjに「ミラクル」は起きるんだ!


そんな予感がした。


282「bちゃんも、ちたよ!」 



25 もしかして




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       6月22日 パパのおみおくり をいつもします   


 


 6月23日  誕生日


1年前の、6月23日・・・


11歳のおたんじょー


 この日を迎えられた事が、こんなにも嬉しかったのは、


今までで初めてだったかも知れない・・・


愛してるよbj

 


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       6月23日 11歳のおたんじょーびに沸くbj    


 

そして・・・


1年後の、今日 6月23日(sat)・・・


 透明になっちゃったけど、おたんじょーびおめでと!bj


12歳になったんだねぇ〜


「羽をつけたおともだち!いっぱぁ〜いつれておいでぇー」


 282「みんなぁーこっち、こっちぃ〜」  



26 12才誕生日


「うわっ!・・・・・・・・・・・・ありがとみんなぁ〜」  


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              縫いぐるみbjと羊毛bj

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                 縫いぐるみbj



 

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NO,15 平穏

 1年前の、6月24日〜のあの日々・・・


6月24日 普通が一番  


このまま、づっと、づっと、


づーっと、づーっと、づ〜〜〜〜っと、平穏な日々である事を願った。


我が家だけは・・・時間が止まってほしかった。


現実から逃避して、夢の中だけで生きたかった。


bjが亡くなってしまう事を想像しては、胸が痛かった。


27 おりこうたん

「も少しまっててね」


282「bちゃんおりこうたんやろぉ? 何かごほうびちょーだいね!」


「(~。~;)~ ほえ?」


 


ママの居る場所には、必ずお供してくれたね


どんなに水しぶきがかかっても、じーーーーっと待っててくれた。


 282「ちめたかったわ〜」


  


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      6月24日 道行く人に、いつものご挨拶をする為に待っているbj


 


「あのおじちゃんも、おばちゃんも、ワンちゃんも、ねこちゃんも・・・


bjの居たその場所を見ていってくれるよ!」


282「bちゃんの事、もう見えないのかな?


でも、ワンちゃんや、ねこちゃんとは、今でもお話できるよ!」


「へぇ〜、そーなんかぁ? フムフム(*゚Д゚)φ))ナルホド!! 」


 


いつも横座りで、ポケ〜っと外の様子を見ていたね (´ρ`)ぽか〜ん


吠える事を忘れたbjだったので


ノラ猫ちゃんも平気で、bjの前で伸びをしていた251


赤ちゃんから、お年寄りまで幅広く可愛がって貰った。511509510  


282「この年になると、子供はちょっと・・・ に・が・て」


「ママも・・・」


 


 6月25日  これって


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    6月25日 すきを見て、たべようとしているbj


 「食べれへんで!」


282「そ、そんなぁー」





6月26日  免疫療法開始の日


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       6月26日 F病院にて、免疫療法開始 待合室で震えるbj


 


「bjの血液を培養して、元気な血に育ててもらおうね!」


282「bちゃんの血、つよくなる?」91


「なるよー、強くて大勢の兵隊さんになって、メラをやっつけてくれるよ」


282「うひょ〜兵隊さんが来てくれるのかぁー」




血液採取の後、大学病院にて強いリンパ球に培養してもらう予定


早くて2週間、遅くて1ヵ月以上かかるらしい・・・


2週間ならいいのになぁ〜ってその時思った。・・・・・でも、それが・・・・・


 



 6月27日 ハゲてるよ


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          6月27日 血液採取の為、首のお毛毛を剃っったbj


 282「ハゲでも、眠いもんは眠い!」293


 「す、すいません」436


 


 6月28日  その顔


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     6月28日 どーも、お腹ペコペコ らしいbj


 282「う、うごけ・・・な・・・い・・・」


「もう、ごはんあげるからっ!」


 

「ごはんくれ〜」 という顔、態度、ホント!分かりやすい子だった


 


 
6月29日  おやつの誘惑


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             6月29日 おやつに釣られて有頂天のbj


 「しかし、おやつ好きやなぁー!」


282「はい、なんでもごじゃれ〜です」




「食う」 これが 「命」 だった・・・


「食う」 これが 「bj」 だった・・・・・・・・なのに・・・・・・


 


 
6月30日  抱っこ 



ママだっこ
           6月30日 暑い日なのに、ママに抱っこをねだるbj

 
「抱っこ、抱っこ、」って、抱っこを おねだりする子だったねぇ〜


すんごく重いんだからぁ〜もう


って、それが又、たまらなく嬉しかったんだけど・・・410


282「だから、ほら、今もママのおひざにbちゃん乗っかてるよ」


「えへへ・・・でも軽くなったねぇ透明bjちゃん!」


 


 この日から、1ヵ月と少〜しの期間、平穏だった。


病気である事が、「うそ」なんだと思う日々が続いてくれた。


282「うん、bちゃんも、忘れてたぁよ」



メラノーマが、「ここは居心地悪いぞ」って退散してくれたと錯覚した。


「ミラクル」が起きているんだと・・・


 


それでも


毎日、1日に何度も何度も、bjのお口の中に指を入れて、


上顎、下顎、外側、内側、ベロの下と時間をかけて


撫で回し、再発してないか確認した。


その間bjはイヤがらず、ママの指をじーーーっと受け入れてくれた。


 


282「あ〜あごが疲れたぁ〜」


「つ、疲れてたのかぁ〜 やっぱし・・・」


 


これから先、絶対だいじょうぶ!!!


そう思った。




 

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NO,17 真夜中の抱っこ

 1年前の、7月1日〜の日々・・・


 7月1日 どしたん?


夜中の2時頃、ムクッと起きて、


元気なく、ママに抱っこをおねだりする。


「んっ?どした?」


282「ママだっこぉー・・・」


同じく、朝方4時頃にも又、抱っこをおねだり・・・


28 真夜中の抱っこ

 しばらくじーっと抱っこをしてあげると、安心するのか又、ベッドで寝る


いったい何だったんかな?・・・


どこか痛かったのかな?


寂しかったのかな?


恐い夢でも見たんかな?


 


今、思い出すと、


病気になってから、今まで以上に


抱っこをよくおねだりしていたように思う


きっと、病気がそこまで迫ってきている事


自分で分かっていたんだろうかと?


ママは、bjを亡くすことことが、怖くて怖くてたまらなかったけど・・・


bjのほうが、もっと怖かったのかなぁ?


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      7月1日 車庫で「ボケー」 のbj


 


 7月2日 ダイエットはどうした?


食欲もあるし、ウンチもオシッコもばっちり


日曜日で、パパお休み、


パパとお散歩ざんまい


282「あーつかれた」




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               7月2日 顔は犬、体はトド・・・のbj


 


「食っちゃ寝、食っちゃ寝で、一段とふくよかになられました?」


282「ダイエットは、もうどーでもええ!」


 


 

7月3日 冷え〜


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          7月3日 コンクリートの冷たさに、うっとりのbj


 


「あっち、こっち場所を替えては、


体を冷やしたね、冷たい場所をよく知ってたね」


282「夏は、やっぱり、バリカンで、スキンヘッドにしてほしかったなー」


「スキンヘッドって・・・これか!」      20070702112936.jpg


 


 


7月4日 再発が怖い


夜、パパが、いつものホームドクターの所まで


「てんかん薬」を貰いに行ってくれた。


先生は、「今、状態が良かっても


メラノーマというのは直ぐに再発する恐ろしい癌なので・・・」


と言ってたらしい・・・


「再発」・・・ 怖い・・・


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       7月4日 食べてるパパの横で、ひたすら待つbj


 「待ってても、なーんも貰えへんよー」


282「いや、パパは、くれる!,間違いない!」


 


 いつも当たり前だった日常が、発病以来、当たり前じゃなくなった。


よりいっそうdeepな日々になった。


食べている姿、寝ている姿、お散歩してる姿、・・・


どれを見ても、愛おしさで胸がキュッとした。


 



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NO,18 bj吠える!

 1年前の、7月5日のこと・・・


なんとbjが


朝、いつものように、パパのお見送りのお仕事を、完璧に終えたbj


得意そうにシッポをフリフリして、ママを上目づかいで見る


282「ヤレヤレ、世話がかかるパパ! ママも苦労すんねぇー」


「そう、そう! 


偉そーにヒゲ付けて、見た目おっさんでも、お子ちゃまやでぇー」


 


そんな事を、ブツブツ言いながら


しばらく、車庫で、bjのブラッシング


梳いても、梳いても、お毛毛が抜ける


生暖かい風にあおられて、


車庫の中でコロコロと、お毛毛同士が結びついていく


まるで生き物かのような動きをする、まぁーるい自分のお毛毛の塊を


ビーグルの「追う」と言う血が騒ぐのか、駆け出す。


29 bjのお毛毛

282「ママ、こうして獲物を追うんやでぇー」


「それ、お毛毛やで」


282「・・・」



 
舞ったお毛毛で、鼻先が痒くて、くしゃみが出た


ティッシュを取りに玄関に入ったその瞬間!


「ウワワワワン!ワン、ワン、ワン」


282「わん!」


「ワン、ワン、!ウー、ウー、ウー、ムギャー」


282「はふぅ、はふぅ、」  ←(声でてない)


けたたましい犬の鳴き声


30 けんか

なんや!なんや?と 外に出てみたら・・・


お散歩中の大きな犬に、ケンカを売られている


飼い主さんも必死で止めてくれるが


ワンちゃん鳴きやむ様子なし!


bjは、1回きりの 「わん!」 の叫びだったが


後は、サークルをガタガタ揺らして、


相手を、脅かしていた。 (ちっちゃい抵抗)


引きずられるように連れて行かれた、そのワンちゃん!


遠くまで声が聞こえていた。(いつまで鳴いとんねん!)


サークルのおかげで命拾いしたbjだった。(んなぁ、おおげさなぁー)


282「あぁぁー、びっくりしたなぁもう・・・」


「なんでやろ?こんなバァ様犬に向ってなぁー?あれ、♂か?♀か?」


282「♂なら、ただのアホ! ♀なら、嫉妬やろなぁ」


「う、うん・・・」


 


この11年間、10回も鳴いていなかったであろうbj


ほとんど鳴くことを忘れていた


ビーグルは、かん高い声、きれいな声で鳴くと言うが


1度もそんな声、聞いた事がない


鳴いても、今回のように1回だけ、「わん!」 なのである。


ましてや、あんなふうに、「怒り心頭」のbjを見たのは、


後にも先にも、これが初めての事だった。


「あの時は、かっこよかったで」


282「あたちとしたことが・・・(〃ノωノ)ハズカチィ 」




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    7月5日 パパに抱かれて、今日あった事を報告する?bj


 




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NO,19 夜の移動捜査線

 1年前の、7月6日〜の日々


7月6日 夜の移動


毎年、今頃の時期になると


夜中にベッドから降りて、一人でリビングまで行き、


ソファの上で寝たり、床で寝たりと冷たい所を探して、移動していたbj


「夏は、ママにとってチョッピリ寂しかったんやで」


282「そうなの?」



おやすみの時、一度は必ずママと一緒にベッドで寝るんだけど・・・


どんなに冷え冷えにしても、クールマットを敷いてあげても、


最終場所はリビング・・・bjの「夏の夜」だった。


そして9月の中頃には、又ベッドで寝るようになるのである。


 


この日は、とうとう「その日」がやってきた。


ゴソゴソ動き出したbj


ベッドからポコッって軽々しく飛び降りて、リビングへ向う!


いつもなら、bjの好きなように放っておくことなのだが、


今は、放っておけない!


「1人にできない、bjと居たい!」


ママも直ぐに後を追う!


31 リビングへ移動

一時も離れたくなかった・・・


282「心配性なんだからぁ〜」




この夜から、夜中に必ず、リビングへの移動が始まる。


私は、その後をすかさず追う。


「リビングの床は、案外、冷え冷えでいい感じだったね」


282「なぁー」





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    7月6日 コロコロカートに乗りたいが、足が届かないbj


 


 

7月7日 痒いんかぁ?


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            7月7日 夏になると耳が痒いbj


 

今日のお口の中、再発もなく、キレイ


お口の中に指を入れる度、指に触るものがあったらどうしようって


心臓がバクバクして怖い


ない事を確認し終えた時、緊張の汗が引く


282「なくてよかった、しかし耳痒いわー」


 


 


7月8日 しんどいの?


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    7月8日 どこか、しんどいの?bj


 


今朝、パパのお見送りの後、


いつもならしばらくボーっとしているのに、素直に家の中へ入ってきた。


「どした?bj」


282「なんでもないよママ」


 この頃より、めちゃめちゃ元気な時と、


具合が悪いのかな?と思う日が出始める。


 


 


7月9日 マイペースなヤツ


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          7月9日 わが道をゆく、bj


 

短い足を伸ばして、バレリーナで、お皿が気になる!


こぼしたものは、貰えるまで一点集中!


時々足を揃えている!


狭いところに頭を突っ込んで寝ている


「bjが何をしても、ママは笑かしてもらったで」


282「ママにも、けっこう笑ったで」


 


今は居ないbjにむかって、1人ボケ、ツッコミをしているが、


侘びしいながらも、1人しゃべりしていると


「そこにbjが居る」ような気持ちに、だんだんとなってくる。


 




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NO,20 寝息

 1年前の、7月10日〜の日々


7月10日 お気に入り


採血して2週間がたった。


病院からの連絡はない!


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        7月10日 タオルをかけられて、顔を出すbj


布を被せられては、取る・・・


「この遊びよくしたねぇ」


282「あれは、おもろいでぇー」


 


bjお気に入りの、このお写真のグリーンのタオル・・・


後に羽をつけたbjのお供をしてくれた。


282「今でも、使ってるよ」


 


 
7月11日 ふわふわbj枕 


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    7月11日 ママのでかい頭を置いても、平気なbj


スヤスヤとお昼ね


ママも寝よ〜っと


 


 


7月12日 寝息


bjが、ぐっすり眠っていると、ちょっと心配になる


「息してるの?」


起こすのは可愛そうなので


そ〜っと、お鼻に耳を近づけてみる


32 寝息

かすかな寝息が聞こえる


「生きてる」


いつまでも、いつまでもbjを眺める


「なんちゅう可愛いんやろぉ〜!!!」


ムキュー、ムキューしたい気持ちを抑えて


顔も、手も、足も、耳も、シッポも・・・そぉ〜っと撫でた。


282「くすぐったくて、笑いそうやったわ」


「なんや!起きてたんかいなぁー」


 


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  7月12日 パパの食べてるチーズを見つけて目の色が変わるbj 


 


もう、bjの寝息も鼓動も聞こえないけれど・・・


熱い体温も、匂いもしないけれど・・・


あなたの気配だけは、感じられる。


あの日のように、今は、縫いぐるみを抱いて


泣いているママのお側で、


そーっと、グリーンのタオルを咥えて待っててくれるのが・・・


34 タオル




 



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NO,21 bj夏のナニコレファッションショー

 1年前の、7月13日〜の日々


7月13日 もっと、マシなんないのかぁ〜?


33 bjコレクション2


暑いさなかに、ファッションショーなんて・・・


そう思ったけど、もしもbjが・・・と考えると、


もう夕方になってたけど、お写真撮りたかった・・・


「絶対に死んだりしないんだ!!」と言い切れる自分が居るのに


「もしも・・・」って弱気な自分が居た。


クーラー、ガンガン冷え冷えにして、 


冬の服を着せてみた。「bjごめんね」


ママのするまま、されるがままの子だった。


冬になって、この服が又、着れる事を心から祈った。


282「ママ、もっとマシなんないのぉ〜?趣味わるいでー」


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   7月13日 無理やり服を着せられ、まんざらでもない様子のbj


 


もう二度と、着てくれる事はなくなっちゃったけど・・・


今は、ぬいぐるみbjが、それを着てママを癒してくれてるよ。


282「あたちの、お気に入りのボーダーシャツもあげるよ」


「うん!ありがと・・・bj!着せるからね」


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「ぬいぐるみbjに着せたよ〜 bj!」


282「早!!!」


 
7月14日 探しもんですか?


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       7月14日 隠したはずのおやつを探すbj


 隠した場所は、しっかり覚えているのだが


ママが、別の場所にこっそり移動させる、これまたおもしろい


ご自慢の鼻、まだまだ劣っていません


282「無茶すんねんからぁーママは」


「食べるもんには必死やったな」


 


この後、20時30分頃、F病院よりtel


待ちに待った連絡だったのに・・・


先生の口から出た言葉は、


「bjちゃんのリンパ球の増殖の速度が、非常に遅い為、 


まだまだ時間が掛かると大学病院の方から連絡がありました。」


との事、


一寸でも早く治療をしてあげたいのに・・・


bjのリンパ球、元気ないねんなぁ・・・ショックだった。


何もしてやれないまま過ぎていくのが、辛かった。


bjの血液がんばれ〜〜〜〜!


 


 7月15日 劣ってない食欲


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      7月15日 ビニール袋の音だけで貰えると勘違いするbj


 


パパとのお散歩も、はしゃいで行って、はしゃいで帰ってくる。


食欲もある、病気には見えない元気ぷり


「bjの前では、ビニールの音もたてられないわぁ」


282「bちゃんに隠しておやつ食べようとしてるやろぉー んも!」


 「ち、違うって」


 


 

7月16日 パパとママの間



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 いっつも3人、くっ付き虫やったねぇー


「bj!パパとママの間に今も居るの?」


282「あったりまえやーん」